中学受験の算数で使える旅人算の方法

勉強中学受験では、如何に高い点数を獲得できるかが重要となります。そのためには、全問題を早めに解いてしまい、答えを見直すだけの余裕を作ることが必須となります。
特に算数では時速と距離と時間を題材とした問いの出題率が高いため、一般的な公式を覚えておくだけでなく、旅人算による簡易な計算方法もしっかりと身につけておくことが大切です。
例題として、9600m離れているAとBの二人がいるとします。AとBは出会うためにお互いの方向に進むとし、Aが分速300mで進み、Bが分速500mで進んだ場合、AとBは何分後に出会うかを解説します。
通常の方法で解く場合、時速x時間=距離から時間=距離/時速となり、これに数値を当てはめると、9600/(300+500)=12分後となります。公式を暗記していれば簡単ですが、受験の緊張から瞬時に思い出せないことも珍しくありません。しかし、旅人算を覚えておけば、引き出しが増え解ける確率は当然ながらアップします。
この問題で旅人算を使用した場合の解き方も、基本的な計算方法は同じですが、通常の計算式を覚えておく必要はありません。
Aが1分間に進む距離が300m、Bが1分間に進む距離が500mですから、AとBは1分間に300+500=800m近づくことになります。AとBの二人の距離は最初9600mで、この距離がゼロになるには9600/800=12分後となり、通常の解き方を知らなくてもすぐに解答を導き出すことができます。